同通信によると、ロシア国防省の航空安全部門責任者は同日の記者会見で、装置に内蔵されたメモリーチップ16個のうち13個が破壊され、残る3個も損傷を受けていると述べた。このうち1個だけは読み取れる可能性があるという。
同責任者は、メモリーチップから直接データの抽出を試みるため、国内の研究所などに協力を求める可能性にも言及した。
スホイ24の撃墜をめぐり、ロシア、トルコ間の関係は悪化。トルコのエルドアン大統領は、同機がトルコ領空に入っていたうえ、度重なる警告に応じなかったとして、謝罪を拒否している。
これに対してロシアのプーチン大統領は、シリア上空での撃墜だったと主張し、トルコへの経済制裁を発表した。フライトレコーダーが破損している場合、ロシア側の言い分を裏付ける決め手は得るのが難しくなりそうだ。
(CNN)
ロシアに不利な内容を公表したくないのだろう。
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