WBO世界スーパーフライ級タイトルの初防衛戦に臨む王者・井上尚弥(大橋ジム)は52.1kg、挑戦者のWBO世界スーパーフライ級1位ワルリト・パレナス(フィリピン)は51.7kgでスーパーフライ級リミットの52.163kgをクリアーした。
井上は2014年12月30日のオマール・ナルバエス戦で右拳を痛め、これが約1年ぶりの試合となる。約1年ぶりの減量・計量を終えた井上は、「練習はしていたのでスムーズにいきました。ばっちりですね。全てにおいて楽しみでウズウズしています。この後の身体のメンテナンス、会場入りも含めて全てにおいて楽しみたい」と笑顔を見せる。
試合について聞かれると「(見る人に)衝撃を与えたいのでそういう勝ち方をしたい。魅せるとしたらフィニッシュすること。豪快なKOで勝って、井上が帰ってきたぞというところを世界に見せたい。1年間、試合が出来なくて苦しかった想いもあったので、スカッとリング上でぶつけたい」と、KO宣言が飛び出した。
12月1日には結婚し、「負けられないって気持ちはより増している」という井上が目指すのは、具志堅用高の持つ世界王座最多防衛記録(13度)。「ボクシングをやっていく上で必ずそれは塗り替えたいと前から思っています。スーパーフライ級でなのかバンタム級でなのかは分からないけれど、常に頭に入っています」
前人未到の記録へ向かって“怪物”が明日一歩を踏み出す。
(イーファイト)
圧倒的な強さを見せて、世界進出だろう。
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