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2015年12月22日火曜日

「気になるイバラキ」発信 来月からJRが観光キャンペーン

 JR東日本水戸支社は、県と連携して来年の元日から3月31日まで、観光キャンペーン「気になるイバラキ」を実施する。JRが茨城県のみをPRするキャンペーンを行うのは初めて。民間調査会社の魅力度ランキングで、3年連続最下位という汚名を着せられている茨城県。JR東日本は総力を挙げて、茨城の魅力を発信していく。(桐原正道)

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 気になるイバラキは、県が誇る「食・酒」と「自然・絶景」「歴史・文化」をテーマに据えて、首都圏に向けてPRする。

 期間中はJRが東京駅などを出発地として、列車やバスで県内を観光するツアーを実施。大子町でこんにゃく作りとそば打ちを体験したり、筑波山の夜景をロープウエーで鑑賞したりするなど、大人から子供まで楽しめる多彩なツアーが企画されている。

 2月には水郡線でストーブ列車を臨時運行するほか、水戸駅や勝田駅などで期間限定の駅弁「いばらきいいものとりあい弁当」を発売するなど、随所にキャンペーンを盛り上げる仕掛けも用意されている。

 県では今、魅力度ランキング最下位を逆手にとって、「のびしろ日本一。いばらき県」とのスローガンを掲げている。今回のJRの企画は、まさにこの「のびしろ」部分に着目したといえる。

 20日に水戸駅で行われたオープニングセレモニーでは関係者の多くが魅力度最下位を意識していることをうかがわせた。橋本昌知事は「超有名地が少ないから、魅力度調査で茨城は一番下になってしまう。少しでもよい方向にもっていきたい」と強調。

 鉾田市出身で「いばらき大使」のタレントの磯山さやかさんも「ランキングの形になると残念な結果になっている」と語った。

 JRにとって人ごとではないのは言うまでもない。JR東日本水戸支社の向山路一支社長は「2度も3度も行ってみたいと思うように、おもてなしの心でお迎えしたい。総力を挙げて取り組む」と誓った。JRでは、今年3月に開業した上野東京ラインで結ばれた品川駅や横浜駅、大宮駅などで県産品の産直市を開催している。この場でもキャンペーンのパンフレットを配布し、周知を図っていく。
(産経ニュース)

 観光キャンペーンもあまり魅力を感じないのが、ダメなんだろう。

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