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2015年12月28日月曜日

中国、仏誌記者を国外退去へ…ウイグル弾圧批判

【北京=五十嵐文】中国外務省の陸慷ルーカン報道局長は26日、中国当局による少数民族ウイグル族への弾圧を批判した北京駐在のフランス誌記者ウルスラ・ゴーティエ氏について、「中国に残って仕事をするのは不適当だ」と述べ、同省発行の記者証の更新を認めないと同省ホームページで発表した。

 記者証がなければ、年末に有効期限が切れる査証(ビザ)が更新できず、事実上の国外退去処分となる。

 ゴーティエ氏は11月に掲載された記事で、中国西部・新疆ウイグル自治区でのウイグル族による暴動は、中国当局の抑圧的な政策を背景としており、パリの同時テロとは異質だと主張。それにもかかわらず、中国当局は国際的な「反テロ協力」の名目でウイグル族への弾圧を強めようとしていると批判した。
(読売新聞)

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