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2016年4月11日月曜日

大谷翔平 日本ハム 貧打チクリ ダークな面チラリ「落ち込むのは打者なので」

 日本ハムの“二刀流”大谷翔平投手(21)が10日・楽天戦(コボスタ宮城)に先発し8回1失点と好投したが、打線の援護なく2敗目。登板3試合目での今季初勝利はならなかった。

 「いいところも悪いところも特になかった。それでも力を抜きながら試合を作ることはできた。まずクオリティスタート(QS=6回3自責点以内)、次にハイクオリティスタート(HQS)、その次に完封というのが先発の役割にあるので」

 右腕はそう振り返ったが、確かに先発の役割としては申し分ない。序盤は160キロの剛球を封印し、140キロ台後半の速球で打たせて取った。4回に茂木の中前適時打で先制されたが、5回以降は3人ずつで片付けた。

 普段は奪三振が多くなることで球数も増えがちだが、この日は8回を終えて106球と十分に余力を残していた。「労力少なく、球数少なくいけた。(味方打線の)0点は想定していなかったが、今の状態であればまずまず」と話したが「打線とのかみ合わせは良くないが、打てなくて落ち込むのは打者なので、ぼくは別に」と言い放って報道陣をたじろがせた。

 珍しく野手陣を皮肉った格好だが、誰がこれを責められるのか。1点こそ先制されたが、その後はテンポよく相手打者を料理し、味方の反撃を辛抱強く待ち続けていた。打者としても、ここまで打率・333、2本塁打、7打点。チーム屈指の打棒を発揮している。

 奮起すべきはエースを援護できない打線だ。2回無死二塁、7回無死一、二塁と好機で無得点に終わっている。

 ケガ人も多い。前日9日の同カードで左足首を負傷した切り込み隊長の陽岱鋼が欠場した。この試合で「2番・中堅」で出場した杉谷が右手首を故障。内外野をこなすスーパーサブが離脱となればチームへの痛手となることは間違いない。また5番に座った近藤は左ひざに不安を抱えている。

 この日の黒星でチームはパ・リーグ5位に転落。「今、日本ハムの最強打者は大谷。DHを解除して打席に立たせた方が怖いよ」。低迷するライバルをたたいて首位に返り咲いた楽天関係者の高笑いが、杜の都に響いた。 (片岡将)
(夕刊フジ)

 貧打で勝てないとモチベーションが下がるだろう。

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