清原被告は覚醒剤の所持と使用、さらに覚醒剤を譲り受けた罪の合わせて3つの罪に問われていた。5月31日の判決で東京地裁は、「自宅に複数の注射器があり、両腕に数か所の注射痕があるなど、覚醒剤に対する常習性は強い」と指摘した。その一方で、「二度と覚醒剤に手を出さないと誓い、父親や知人が更生を支援する意向を示している」として、懲役2年6か月・執行猶予4年の判決を言い渡した。清原被告が求めていた保護観察は付けなかった。
さらに、裁判官が「あなたは決して一人ではありません」「息子さんたちのためにも、やめるという強い意志を持ち、更生してください」と語りかける場面もあった。閉廷後、清原被告は傍聴席に対して頭を下げ、「このたびは誠に申し訳ありませんでした」と述べた。
この判決を受けて、初公判時に友人として法廷に立った佐々木主浩さんは、「清原の更生をサポートしていく責任を感じています。まず二人きりで会って、今後についてじっくり希望や意向などを聞き、本音で話をすることからサポートを始めたいと思っています」とコメントした。
また、PL学園時代からの盟友・桑田真澄さんは、「僕にとって、彼は一緒に戦った仲間であり、かけがえのない友人です」「野球人としてさまざまな困難に立ち向かってきた彼だからこそ、今回のことも克服してほしいと思っています」とコメントしている。
(日本テレビニュース)
更生できるだろうか。難しいだろう。
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