楽天ドラフト1位のオコエ瑠偉外野手(18)が、「9番中堅」で4月3日以来2度目のスタメン出場。プロ初安打と、初のマルチ安打を放つ活躍だった。
第1打席は3回1死走者なし。カウント0-1から阪神能見の外角スライダーを捉えたが、強いライナーは右翼正面への右飛となった。
第2打席は5回1死走者なし。カウント1-2から能見が投じた外角低めスライダーを捉えられず、空振り三振に倒れた。
第3打席は1死一、二塁。阪神の2番手榎田が投じた3球目、外角低め133キロを逆らわず、右前にはじき返した。待望のプロ初安打を記録した。
第4打席は1死走者なし。阪神秋山の投じた初球、内角のカーブを引っ張り三遊間を破った。プロ初のマルチ安打となった。
試合後、初安打の感想を問われ「あの流れで打ててうれしかったです。今まではタイミングを取るのに苦労したけど、今日はできました」と笑みがこぼれた。プロ初安打を経験し、感じたことがある。「先輩たちは3打席に1回、ああいう打球を打っている。野球は難しいなと思いました」。節目の1本を、さらなる成長につなげる。
(日刊スポーツ)
監督の采配が、スバリ的中だろう。
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