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2016年6月7日火曜日

舛添要一 「恥ずかしい行動あった」=目伏せ「反省」繰り返し―漫画本も政治資金で

「批判に値するような極めて恥ずかしい行動をしてきた」。

 6日、弁護士の調査で不適切な政治資金の支出を指摘された舛添要一東京都知事は、伏し目がちに述べた。何度も「反省」と繰り返す一方、「粉骨砕身」や「生まれ変わったつもりで」などの言葉で続投姿勢を強調した。

 午後4時から都庁で開かれた記者会見では、まず同席した弁護士が調査結果を報告。政治資金に計上された千葉県木更津市のホテル宿泊費を家族旅行の代金と認定するなどした。「適切とは認められない」との指摘が続く中、舛添氏は頬をかいたり身じろいだりし、終始険しい表情を崩さなかった。

 63ページの調査報告書では、舛添氏の政治団体が購入した書籍名が20ページ以上にわたり列記され、「クレヨンしんちゃん」などの漫画本や時代小説など一部の支出も不適切と判断された。

 中国・上海でシルクの中国服2着(計3万5000円)を買った記録も。舛添氏は、弁護士の聞き取りに「書道の際に着ると筆がスムーズに滑る」と実演を交えて説明したといい、「具体的で説得力がある」として不問とされた。

 舛添氏は調査結果を「非常に厳しい指摘」と表現。記者団から「都民の納得は得られるか」「違法でなければ辞職しないのか」などの質問が相次いだが、「心から反省」「都民のために全力」などと低姿勢で繰り返し、約1時間10分で会見を打ち切った。
(時事通信)

 恥ずかしいなんて、ちっとも思っていないだろう。
 つい最近までは、「問題ない」と強気の姿勢だったのに、低姿勢で逃げ切れると思っているのは笑えるし、誠実さは微塵も感じられない。
 弁護士が家族旅行代金と認定の前に、本人の説明と反省の弁が先だろう。
 大部分の国民・都民の信を失った今となっては、辞任しかないだろう

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