【AFP=時事】世界ロードレース選手権(WGP 2015)第3戦のアルゼンチンGPは19日、アルゼンチン・サンティアゴデルエステロ(Santiago del Estero)のテルマス・デ・リオ・オンド・サーキット(Termas de Rio Hondo circuit)でMotoGPクラス決勝が行われ、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が優勝した。
8番グリッドからスタートしたロッシは、終盤に昨季の年間王者でレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)をかわすと、開幕戦のカタールGPに続き今季2勝目を挙げた。
昨季は史上最多となるシーズン13勝を記録したマルケスは、序盤からレースの先頭を走り、一時は4秒以上のリードを手にしていた。
しかし、レース残り2周としたところでロッシにトップの座を奪われると、その直後にロッシの後輪に接触して転倒してしまい、最後はリタイアに終わった。
前回のアメリカズGPで優勝を飾り、今回の結果次第で現在総合首位のロッシに並ぶ可能性があったマルケスだったが、最終的には総合順位で後退している。【翻訳編集】 AFPBB News
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