【ブリュッセル】ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は30日、同日深夜に失効する現行支援策の延長に関するギリシャの要請を受け入れない決定を下した。一方で、ギリシャが欧州安定メカニズム(ESM)に対し同日求めた第3次金融支援については今後検討する構えだ。フィンランドのストゥブ財務相が明らかにした。
ストゥブ財務相はツイッターへの投稿で「(第2次支援策の)延長およびヘアカット(債務元本の減免)は不可能。ESMプログラムへの要請は常に、通常の手続きを経て対処される」と明らかにした。
電話会議の形でこの日開かれたユーログループがこうした結果に終わったことで、ギリシャは同日期限を迎える国際通貨基金(IMF)への15億5000万ユーロ(約2100億円)の支払いを実施できず、IMFから受けた融資でデフォルト(債務不履行)に陥る史上初の先進国となることがほぼ確実になった。
3人の欧州当局者によると、ユーロ圏の財務相らはあす7月1日に再度電話会議を開き、ギリシャがユーロ圏の救済基金であるESMに入れた新たな支援要請について話し合う。
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
ギリシャは支援しないけど、金融安定化のため、ギリシャ中央銀行を支援するのはおもしろい。
ギリシャ問題は、駆け引きが続いているが、どこかに落とし所があって、無難に解決するのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿