「脱税は簡単」
「査察に入られたら」
東京地検特捜部が10~11月、2件の法人税法違反容疑で逮捕した元税理士の植田茅(ちかや)容疑者(70)は、逮捕前日まで自身のブログで税に関する記事を発信していた。国税局職員だった経験を元に「申告の仕方で税金の額に差が出てくる」などと記し、自身の会計事務所もあわせて紹介していた。
特捜部によると、植田容疑者は元国税局職員で税理士の松本剛容疑者(54)らと共謀し、東京都内の出会い系サイト運営会社や医療法人に脱税を指南し、計約13億円の法人所得を隠し、約3億9千万円を脱税した疑いがある。30日に2人とも起訴される見通しだ。
関係者によると、植田容疑者は約20年勤めた国税局を退職後の1985年、税理士になった。東京・築地で会計事務所を開いたものの、07年に税理士登録を抹消。業務は松本容疑者に任せていたという。
(朝日新聞デジタル)
ごく一部の悪徳税理士の所為で、他の税理士が迷惑している。
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