日本ハム大谷翔平投手(22)の球宴での登板が危うくなった。7回途中に右手中指にできたマメの皮がむけ、5安打3失点で降板。マメを理由にマウンドを降りることは初めてではないが、「今日は完全にむけている」と、これまでよりも状態は悪い。15、16日に行われる球宴の登板についても「おそらくは無理だと思う。投げられるくらいに回復させるのがいいと思うけど、厳しいかもしれない」と話した。
7回1死一塁、田村に四球を与えたところで自らベンチに異変を告げた。徐々にできていたマメの皮がめくれた。「(イニングの)最後までしっかり投げられればよかったですけど…」。降板後はトレーナー室で消毒などの処置をした。福島チーフトレーナーは「これまでも水ぶくれみたいにはなったことはあったけど、ここまでめくれたことはないです」。栗山監督は「(球宴まで)1週間弱あるので、できるだけ準備をして、なるべく投げられる努力をする」と話した。
投手としては、前半戦を8勝4敗で折り返し。今日11日からはオリックスとの球宴前最後の3連戦(京セラドーム大阪)があり、通常であれば、野手として出場するカードになる。大谷は「(負傷後にバットを)振ってないので、分からないです。出たら出たで、しっかりやりたい」。今後の動向に注目が集まる。【本間翼】
(日刊スポーツ)
球宴無理は残念だけど、仕方がない。
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