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2015年7月26日日曜日

【ツール・ド・フランス2015 第20ステージ結果速報】決戦の地ラルプ・デュエズをピノが制す!キンタナの猛追届かずフルームが総合首位


 キンタナは再びセルパとアナコナのアシストで山頂を目指す、ピノを牽引し終えたジェニエを抜きへシェダルも抜き、フルームとの差を広げながら先頭まで18秒差まで縮めたところで、最後まで集中力を切らさずラスト6kmを1人で踏み続けたピノがラルプ・デュエズを制し通算2勝目のステージ優勝を果たした。
 2位でゴールしたキンタナは総合タイムを1分12秒まで差を詰め、ツール2度目の総合2位。ステージ3位はへシェダル、4位のバルベルデは総合3位でツール初の表彰台へ。
 フルームは5位+1分38秒でゴールしマイヨ・ジョーヌのキープに加え山岳賞も手に入れた。コンタドールとニーバリは3分30秒遅れでゴールしたものの、総合順位での変動はなかった。パンクで遅れたマティアス・フランク(イアム サイクリング)が総合順位8位へ後退、バウク・モレマ(トレックファクトリーレーシング)が7位に上がった。

 「ジェニエが逃げに乗りラルプ・デュエズでサポートしてくれた、ラスト3kmはキャリアの中で最も長く感じられた。ラスト500mで振り返って初めて自分が逃げ切れたとわかった、この勝利はチーム全員のものだ!」(ピノ、ツール公式サイトより)

 「今日のステージは110kmのコースだったけど、まるで300kmもの距離があるように感じた。ツールでまた優勝だなんて夢のようだ!」(フルーム、ツール公式サイトより)

 「ステージ優勝ではなく総合を狙いにいった、少し悲しいけれど一昨年の総合2位がまぐれではないことを証明できたから満足もしている。総合優勝の目標は来年以降に持ち越し。世界中のファンに感謝の気持ちを伝えたい」(キンタナ、ツール公式サイトより)
(J-SPORTS)

 今年のツールドフランスは、キンタナの終盤の追い上げも逆転ならず、フルームが総合優勝した。
 今年最後のコンタドールも精彩を欠いていた。

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