東京夏の陣、最終決戦-。清宮が甲子園出場をかけた大一番に出陣する。相手は昨年の準優勝校、東海大菅生だ。
「去年、負けているのでリベンジの気持ちが強いです。力まずにチームのための(安打)1本を出したい」
清宮は24日の準決勝、日大三戦後にこう語っていた。早実は昨夏の5回戦で東海大菅生に3-6で敗戦。清宮は当時早実中3年で“先輩たち”の悲しみを間接的に味わった。現在も「試合に出ていない2、3年生の分まで頑張りたい」が口癖だけに、チームのために全力を尽くすつもりだ。
そんな気合十分の清宮を周囲も後押しする。この日の東東京準決勝(神宮)は観衆1万5000人だったが、大会関係者によれば26日の決勝戦は「日曜日でもあり、2万-2万5000人を見込んでいます」。今季プロ野球ヤクルトの主催試合の平均観客数、約2万1800人に匹敵するというのだ。
さらに、開場時間も通常より30分早い試合開始1時間半前の午前9時半に設定。状況次第ではさらに前倒しする。また、警備員も準々決勝の2倍の人員(人数非公表)を配置し、万全を期す。
それだけではない。怪物はテレビ局も動かした。通常の地方大会には訪れる機会の少ない女子アナも取材に“参戦”。フジテレビの宮澤智アナ(25)やテレビ東京の秋元玲奈アナ(30)らが予定されている。フジテレビ関係者は「普段は地方大会に取材カメラは入らないが、決勝戦は注目の清宮君がいるので4台が入る予定です」と証言。“清宮カメラ”が怪物を常に追いかける。
1万3000人の観客で埋まった準決勝には34社147人の報道陣が集まった。「やりがいがある。自分が打ってお客さんが盛り上がるのは気持ちいいです」。重圧を楽しむのも怪物たるゆえん。高校野球100周年の節目の年に、清宮が学生野球の聖地で新たな歴史を刻む。
(サンケイスポーツ)
高校時代100周年での節目で、清宮登場はおもしろい。
清宮の活躍が楽しみ。
ヤクルト戦より、観客動員が多いのはすごい。
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