ページビューの合計

2015年12月3日木曜日

不妊治療仲介、法人税脱税疑い コンサル前社長逮捕

 不妊治療の仲介業務で得た所得の一部を隠し、法人税約3200万円を脱税したとして、東京地検特捜部は2日、医療コンサルティング会社「メディブリッジ」(東京・港)の前社長、玉置径夫容疑者(41)を法人税法違反容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、売り上げの一部を除外する方法で、2013年6月期までの2年間で所得計約1億1800万円を隠し、法人税計約3200万円を免れた疑い。

 登記簿やメディブリッジのホームページによると、同社は2011年7月に設立。米ハワイやタイ、インドの医療機関と提携し、卵子提供や代理出産などの不妊治療の仲介業務を手掛けていた。

 特捜部によると、玉置容疑者は同社の設立前から個人で仲介業務を展開。同社ホームページでは「既に700組を超える夫妻の世話をした」と実績を強調し、インドでの代理出産の費用は「米国の約2分の1から4分の1」などと低価格をアピールしていた。
(日本経済新聞)

0 件のコメント:

コメントを投稿