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経団連による会員企業・団体への政治献金の呼びかけ再開が後押ししたとみられる。民主党支部への14年の企業・団体献金は1億4000万円増の4億3000万円。自民党の8分の1程度にとどまった。
政党支部に資金管理団体分を加えた国会議員の収入総額は、前年比23億5000万円増の318億5000万円となった。
自民党議員の平均収入は5712万円で、2位の生活の党(3948万円)を引き離し首位だった。3位以下は民主党(3730万円)、おおさか維新の会(3272万円)、日本を元気にする会(3252万円)、次世代の党(2176万円)、維新の党(2135万円)、公明党(1778万円)、社民党(994万円)の順。
各議員の収入は、政治資金収支報告書の中央分(総務相所管)と地方分(都道府県選挙管理委員会所管)に基づき、議員が代表を務める政党支部と資金管理団体の収入を合算。支部と団体の間で移動した資金は差し引いた。衆参両院の正副議長は出身政党に含めた。共産党は全議員が資金管理団体を持たず、政党支部の代表にも原則就いていないため除外した。
◇首相、最多1.8億円 党首の収入
2014年分の政治資金収支報告書で各党党首の収入額を比較すると、最多は安倍晋三首相(自民党総裁)で1億8004万円を集めた。民主党の岡田克也代表(1億5726万円)、前年首位だった生活の党の小沢一郎共同代表(1億1769万円)が続いた。最少は、おおさか維新の会の橋下徹代表の765万円。平均は6111万円だった。
首相は3回の政治資金パーティー開催で6196万円を集め、企業・団体献金は約500万円増の4262万円、個人献金はほぼ倍増の3258万円だった。岡田氏はパーティーや後援会の旅行などの事業収入が9822万円で全体の62・5%を占めた。小沢氏は企業・団体献金が915万円減の190万円に落ち込んだ。橋下氏は後援会からの寄付が94%を占め、ほかは個人献金だった。
収入額は資金管理団体と自身が代表を務める政党支部の収入から算出した。共産党の志位和夫委員長はこうした団体を持たないため除いた。
首相は3回の政治資金パーティー開催で6196万円を集め、企業・団体献金は約500万円増の4262万円、個人献金はほぼ倍増の3258万円だった。岡田氏はパーティーや後援会の旅行などの事業収入が9822万円で全体の62・5%を占めた。小沢氏は企業・団体献金が915万円減の190万円に落ち込んだ。橋下氏は後援会からの寄付が94%を占め、ほかは個人献金だった。
収入額は資金管理団体と自身が代表を務める政党支部の収入から算出した。共産党の志位和夫委員長はこうした団体を持たないため除いた。
(毎日新聞)
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