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2015年12月5日土曜日

米の銃乱射「テロ事件として捜査」 FBIが公表

 米カリフォルニア州サンバーナディノで14人が殺害された銃乱射事件で、米連邦捜査局(FBI)は4日、「テロ事件として捜査している」と明らかにした。2日の発生以来、米当局がテロ事件と明確に位置づけたのは初めて。

 CNNなど米メディアによると、2人の容疑者のうち妻のタシュフィーン・マリク容疑者(27)が乱射事件の発生時にフェイスブックで、過激派組織「イスラム国(IS)」の指導者に忠誠を誓っていた。FBIの担当者は会見で投稿について認識しており、「詳細を捜査している」と述べた。ロイター通信は米当局者の話として「ISがテロを直接指揮したという証拠は現在ない」と伝えた。

 FBIは会見で、マリク容疑者とサイード・ファルーク容疑者(28)の自宅から、壊された携帯電話が2台発見され、証拠を隠そうとした疑いがあることも明らかにした。容疑者のどちらかが、FBIが認識している人物と電話で接触していたという。(サンバーナディノ=中井大助)
(朝日新聞デジタル)

 憲法で銃が認められている米国では、狂人の銃乱射は無くならない。

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