指定暴力団山口組No.3・姜弘文統括委員長、組離脱の意向示す

　指定暴力団山口組のNo.3にあたる最高幹部が、山口組を脱退する意向を示していることがわかった。
　捜査関係者によると、山口組No.3の橋本弘文こと、姜弘文(カン・ホンムン)統括委員長(68)は、1日の5代目組長の墓参りのあと、総本部に集まらず、周囲に山口組を脱退する意向を示したという。
　姜統括委員長は、4年前に有名なタレントの男性との交遊が明るみに出て、男性が、芸能界からの引退に追い込まれたこともある。
　山口組は、No.2の若頭・高山清司受刑者(68)が服役中で、分裂騒動の中、最高幹部が不在となるのを避けるため、対応を協議しているものとみられる。
　姜統括委員長が率いる極心連合会は、第3極の独立組織を目指すという情報もあり、警察は、抗争の新たな火種にならないか警戒している。

（フジテレビニュース）