ページビューの合計

2015年12月4日金曜日

末端価格は110億円超か テキーラ瓶の覚醒剤

 メキシコから貨物船で運ばれたテキーラ瓶に液体に溶かした覚醒剤が入っていた密輸事件で、東京税関成田税関支署は3日、覚醒剤は粉末にすると160~170キロ、末端価格112億~119億円になるとの推計を明らかにした。千葉県警などが詳細な鑑定を進めている。

 簡易鑑定の結果、テキーラ瓶7194本のうち覚醒剤が溶けていたのは1026本だったことも判明。いずれの瓶も密封された状態だった。同支署は3日、テキーラ瓶の一部から抽出した覚醒剤の粉末を公開した。

 事件をめぐり、テキーラ瓶の搬入に関わったとして覚せい剤取締法違反などの罪で、メキシコ人の会社役員サンドバル・リンコン・ホルヘ・エドワルド被告(42)が起訴されたほか、テキーラ瓶を受け取ろうとしたとして千葉県警が同法違反などの疑いで東京都新宿区、会社役員、本間大輔容疑者(38)を逮捕している。

 同被告の起訴状によると、8~9月、覚醒剤の入ったテキーラ瓶を貨物船でメキシコから横浜市鶴見区の倉庫に搬入させたとしている。〔共同〕
(日本経済新聞)

 巧妙な手口での密輸が増えているのだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿