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2016年3月17日木曜日

日本ハム栗山監督が投手陣に危機感 「1度名前も実績も消さないといけない」

先発&救援を再構築へ、「どういう形で開幕したらいいのか見えてこない」
 日本ハムの栗山英樹監督が16日、投手陣に強い危機感を口にした。

 広島とのオープン戦(鎌ヶ谷)で敗れ、オープン戦3連敗。打線はここ4試合3得点と貧打が目立っているが、栗山監督が表情を曇らせるのは投手陣だ。

 「投手陣の状態が見えてこない。1度先入観を消して、名前も実績も消さないといけない。投げているボールは誰がいいのか、冷静に判断することが大事になる。(投手陣の低調が)こんなに深みにはまると思いませんでした。しっかり考えます」

 当初、中継ぎとして期待された白村明弘、鍵谷陽平、新外国人のクリス・マーティンらが思うような状態まで上がってこないという。この日は先発ローテ争いをさせていた高梨裕稔を7回から1イニングで起用。無安打無失点に抑えた。

 かねてから投手を中心とした守り勝つ野球を掲げている栗山監督。この日の試合後に、先発、救援のメンバーを再構築する考えを示した。
大谷は「話が別になる」
「いろんな投手の、いろんな幅を見ている。とにかく探り探り。みんな状態が上がってこないので、どういう形がいいのか。先発、ブルペンが見えてこない。この時期では嫌なことだけど、探っている。(2軍から)上げてというか、いろいろと考えているさ。どういう形で開幕したらいいのか見えてこない」

 25日のロッテとの開幕戦(QVCマリン)まで、10日を切っている。オープン戦は17日のソフトバンク戦(鎌ヶ谷)、19日からのヤクルト3連戦(札幌ドーム)の残り4試合だ。

「甲子園(12、13日の阪神戦)から本番のつもりでやっているつもり。状態のいい投手は誰なんだろう……。ボールがよく見えるのは吉川。谷元はいいが……誰も良くないんじゃないか? 大谷? 翔平は話が別になるな」

 すべては日本一連覇中のソフトバンクを撃破するため。栗山監督が開幕まで頭脳をフル回転させていく。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

 貧打で中継ぎ不調では勝てない。
 中継ぎよりも、貧打が心配だろう。

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