県警は同日付で前署長を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にしたが、前署長はこの日で定年退職。減給は適用されず、退職金も満額支払われるという。
県警によると、前署長は26日午後3時15分~20分ごろ、奈良市内のスーパーで男性客(80)が買い物用カートに置き忘れた現金3万円などが入った財布を盗んだ疑い。男性が店を通じて110番し、防犯カメラの映像などから発覚した。店の敷地内で財布が発見されたが現金はなくなっていたといい、県警は当時一緒にいた女性からも窃盗容疑で事情を聴いている。
前署長は県警交通部調査官や高速隊長などを歴任。2月末まで生駒署長を務め、警務部付になっていた。太田哲示・首席監察官は「県民の信頼を裏切る行為で深くおわびするとともに、再発防止の徹底に努める」とコメントした。
(産経ニュース)
懲戒免職で、退職金返納でなければ、国民・県民は納得しないだろう。
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