西武の森友哉捕手(20)が30日、ヤフオクDで行われたソフトバンク戦で、今季初めてスタメン出場し猛打賞。存在感を見せつけた。
打撃不振で2軍に降格した山川に代わって「6番・DH」で出場。オープン戦での打撃不振のため、プロ3年目は開幕をベンチで迎えた。ここまで代打で2打席に立ち1四球1三振の成績だったが「スタメンで出たい気持ちがあったんで」と話すように、悔しさをボールにぶつけた。
2回の第1打席で千賀の真っ直ぐをとらえ、センター前へ今季初安打を放ち「1本出てホッとした」と漏らした。1死一、三塁のチャンスに回ってきた4回の第2打席。「気持ちで打ちました」という一打は、再び千賀の直球をセンターにはじき返し、一時同点となる適時打となった。
勢いに乗った20歳は7回の第3打席で、詰まりながらもライト前に、この日3本目のヒットを放った。初のスタメンですぐに結果を出す当たりはさすがだ。
試合には敗れたが田辺監督は「明るい材料だな。スイングが切れてきた。相手にかなりプレッシャーを与えられる」と打線の厚みがさらに増したことを喜び「やっぱり負けん気が強い。そうでないと昨季もああいう数字(打率2割8分7厘、17本塁打、68打点)は残せない」と精神力をたたえていた。
森は3安打について「良かったです。自信につながります」と前を向いた。スタメンの座を自身のバットで取り返した若獅子が、次は勝利の一打を放つ。
(スポーツ報知)
山川結果を出せず、森猛打賞は面白い。
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