「事件直前に加賀谷さんを見掛けた」という趣旨の供述をしていることも判明。2人に面識はなかったとみられ、警視庁中野署捜査本部は、偶発的に狙った可能性があるとみて、動機や経緯を詳しく調べている。
捜査関係者によると、加賀谷さんのスマートフォンには戸倉容疑者の連絡先の登録はなく、劇団やアルバイト先など交友関係の捜査でも接点は見つからなかった。
また戸倉容疑者は、事件があった昨年8月の約2カ月前まで、加賀谷さんのアルバイト先と同じJR新宿駅東口周辺にある不動産仲介会社で働いていたことも分かった。
2人は事件当時、約400メートルの距離で暮らしており、捜査本部は、生活圏が同じだった戸倉容疑者が、一方的に加賀谷さんを認識していた可能性もあるとみている。
事件は昨年8月26日夜に発覚。周辺の防犯カメラの映像やスマートフォンの通信履歴から加賀谷さんは25日午前0時半ごろ現場近くのコンビニで買い物をし、帰宅直後に殺害されたとみられる。
前日24日の日中、現場周辺の防犯カメラに戸倉容疑者が道路を歩く姿が写っていた。同日に、ほかの複数のカメラにも似た男が写っており、捜査本部は事件前後の戸倉容疑者の行動を調べる。
現場からは加賀谷さんの衣服やトートバッグなど十数点がなくなっていたが、戸倉容疑者宅の家宅捜索では見つからなかった。
(スポニチアネックス)
裁判になると、一転否認するのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿