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2016年3月14日月曜日

劇団員殺害 否認一転、認める供述 容疑者「責任を取ります」

 東京都中野区のマンションで劇団員加賀谷理沙さん=当時(25)=が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された戸倉高広容疑者(37)が「私が殺しました。責任を取ります」と容疑を認める供述を始めたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕当初は否認していたが、13日夜になって転じた。

 「事件直前に加賀谷さんを見掛けた」という趣旨の供述をしていることも判明。2人に面識はなかったとみられ、警視庁中野署捜査本部は、偶発的に狙った可能性があるとみて、動機や経緯を詳しく調べている。

 捜査関係者によると、加賀谷さんのスマートフォンには戸倉容疑者の連絡先の登録はなく、劇団やアルバイト先など交友関係の捜査でも接点は見つからなかった。

 また戸倉容疑者は、事件があった昨年8月の約2カ月前まで、加賀谷さんのアルバイト先と同じJR新宿駅東口周辺にある不動産仲介会社で働いていたことも分かった。

 2人は事件当時、約400メートルの距離で暮らしており、捜査本部は、生活圏が同じだった戸倉容疑者が、一方的に加賀谷さんを認識していた可能性もあるとみている。

 事件は昨年8月26日夜に発覚。周辺の防犯カメラの映像やスマートフォンの通信履歴から加賀谷さんは25日午前0時半ごろ現場近くのコンビニで買い物をし、帰宅直後に殺害されたとみられる。

 前日24日の日中、現場周辺の防犯カメラに戸倉容疑者が道路を歩く姿が写っていた。同日に、ほかの複数のカメラにも似た男が写っており、捜査本部は事件前後の戸倉容疑者の行動を調べる。

 現場からは加賀谷さんの衣服やトートバッグなど十数点がなくなっていたが、戸倉容疑者宅の家宅捜索では見つからなかった。
(スポニチアネックス)

 裁判になると、一転否認するのだろうか。

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