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2016年3月15日火曜日

「女性に大切なのは子供を2人以上産むこと」発言の中学校長、発言趣旨説明

 大阪市立中学校の校長が全校集会で「女性にとって最も大切なことは子供を2人以上産むこと」などと発言したとして、市教育委員会が処分を検討している問題で、校長が14日、産経新聞の取材に応じ「出産が義務と言っているわけではない。子供たちに将来、親や保護者、社会への恩返しを考えないといけないよ、という観点から話した」と発言の趣旨を説明した。

 発言したのは市立茨田(まった)北中学校(鶴見区)の寺井寿男校長(61)。寺井校長はさらに、「子育てが煩わしいもの、損なもの、という考えもある現状を変えたい、それだけではないということを、子供たちに伝えたかった」と話した。

 寺井校長は「一部を切り取られ誤解を招かないように」として、2月29日の全校集会での発言要旨を同校のホームページで12日朝から公開したが、同日夜、市教委の削除依頼があり、13日朝に掲載を取り下げた。

 大阪市議会の教育こども委員会でも14日、この問題が取り上げられ、西崎照明委員(公明)が「内容があまりに偏っている」と発言を批判した。

 麗澤大学経済学部の八木秀次教授(憲法学)は「デリケートな話なので表現は注意すべきだ」としつつ、「子供を産み育てることの価値は今の教育で欠けている部分であり、それを伝えること自体は全く間違っていない。言葉狩りのような状況になると建設的な議論ができなくなる」と指摘した。
(産経新聞)

 この校長は、確執犯だろう。
 個人の考えは自由だが、校長としての立場で、公共の場で発言することが問題であることを理解していない。

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