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2016年3月19日土曜日

待機児童問題、与野党がアピール合戦

 「保育園落ちた」などというブログで火がついた待機児童問題。与野党は18日も、「働くお母さん」を支援するためのアピール合戦を繰り広げています。

 「政府が非常に鈍い動きを見せる中で、我々としては議論を引っ張っていく」(民主党 細野豪志政調会長)

 民主・維新の両党は、保育士の給与を月に1人あたり5万円引き上げる「保育士処遇改善法案」を国会に提出することを決めました。待機児童問題の大きな原因とされる保育士不足の解消が狙いです。

 野党5党は17日、第2子以降の「児童扶養手当」を月額1万円に引き上げる法案も提出していて、政府・与党への攻勢を強めます。

 「国民の皆様方に大変なご不安があるということですから、さらに実態としてまだまだ(保育所が)足らないのは事実ですから」(自民党 田村憲久衆院議員)

 一方、対応の遅れが指摘されていた自民党も18日、専門チームの初会合を開き、小規模認可保育園を運営している人から「保育士の給与を月に平均10万円程度引き上げるべき」などと意見を聞きました。与党側は、今月中に緊急対策を打ち出す方針です。

 ところが、こうした取り組み姿勢をよそに、務台俊介・衆議院議員が17日の会合で、「保育園落ちたとの話があるが、東京を便利にすると、ますます東京に来て子育てしようとなる。ある程度、東京に行くとコストがかかり不便だとしない限り駄目だ」などと発言。待機児童問題を抱える大都市で反発を招きかねない発言だけに、谷垣幹事長は18日、苦言を呈するなど火消しに追われました。

 「(待機児童)問題は(東京を)不便にすればいいのかというわけではありませんから」(自民党 谷垣禎一幹事長)

 野党側は、この問題を夏の参議院選挙の争点に掲げようとしていますが、稲田政調会長は17日、「与党も野党も関係なく一緒に考えていけばいい」と強くけん制しています。
(TBSニュース)

 くだらない議論はやめて、すぐに保育園を作り、4月から利用可能にすべきだろう。

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