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2016年3月22日火曜日

高木京投手は1年間失格=コミッショナーが裁定―野球賭博

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは22日、東京都内で会見し、野球賭博に関与した巨人の高木京介投手(26)を1年間の失格処分とする裁定を下したと発表した。

 この日、日本プロ野球組織の調査委員会(大鶴基成委員長=弁護士)から同様の処分案などを付記した報告書を受け取った。

 調査委の調べでは高木京投手は巨人元投手の笠原将生氏(既に無期失格処分)を介し、2014年4月末から5月上旬ごろまでの間に、3、4回にわたりプロ野球8、9試合を対象に金銭を賭けていた。

 高木京投手が所属している巨人の試合に賭けていたことや、日本プロ野球機構(NPB)が野球賭博常習者と認定した飲食店経営者と交際していた事実は認められないとした。

 巨人では笠原氏の他、野球賭博に関与した福田聡志、松本竜也の元投手は、昨年11月に無期失格処分となったが、調査委は高木京投手について、約10日間で賭けるのを止めたことや、真摯(しんし)に反省していることなどを総合的に考慮して、1年間の失格処分が相当と判断した。

 巨人に対しては管理監督上の責任は重いとして、制裁金500万円を科した。
(時事通信)

 温情の裁定だろう。

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