MotoGPクラスの決勝レースは気温21度、路面温度24度のドライコンディションでスタートした。ロレンソは好スタートでトップに立つが、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)のドゥカティ勢が1周目にトップに立ち、レースをリードする。トップ争いはイアンノーネ、ドビジオーゾ、ロレンソ、マルク・マルケス(ホンダ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の5人によるバトルとなるが、6周目の13コーナーでイアンノーネが転倒し、リタイアに終わる。
4台のバトルとなったトップ争いをリードしたのはドビジオーゾだったが、レース中盤の9周目にロレンソがトップに浮上する。中盤戦は4人のライダーが接戦を繰り広げるが、22周のレースの終盤に入った16周目にロレンソがペースアップ。これにドビジオーゾも反応し、ロレンソについていくが、ロレンソが差を開き始める。これで3番手のマルケス、4番手のロッシは二人との差が広がるが、マルケスがドビジオーゾとの差を縮めバトルに持ち込む。
ロレンソは19周目には2番手以下に約1秒のリードを取り、単独トップに浮上。19周目にマルケスがドビジオーゾを交わして2番手に浮上するが、バトルの間にロレンソとの差が広がり、4番手のロッシの接近を許すことになる。
ロレンソはその後、約2秒のリードを取って、背後を脅かされることなく、トップでチェッカー。2番手争いは最終ラップの最終コーナー進入でマルケスがドビジオーゾにしかけるが、ラインがワイドとなり、その間にドビジオーゾが先行して2位でゴール。マルケスが3位に続き、ロッシは4位でチェッカーを受けた。
トップ争いから約10秒遅れの5位にダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、フロントロウからスタートしたマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が6位でチェッカーとなった。
7位にポル・エスパロガロ(ヤマハ)、8位にブラドリー・スミス(ヤマハ)、9位にエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、10位にスコット・レディング(ドゥカティ)の順で続き、アレイシ・エスパロガロ(スズキ)が11位、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)が12位、アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が13位、ジャック・ミラー(ホンダ)が14位、ティト・ラバット(ホンダ)が15位に入賞。
ステファン・ブラドル(アプリリア)は12周目に転倒リタイア、ロリス・バズ(ドゥカティ)は9周目に転倒リタイア、カル・クロッチロウ(ホンダ)は7周目に転倒リタイア、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)は2周目に転倒リタイアに終わった。
(AUTOSPORTS)
ミシュランタイヤの出来が悪いかもしれない。
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