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政府は24日、2022年度予算案を閣議決定した。一般会計の総額は107兆5964億円で、21年度当初予算から9867億円増えた。新型コロナウイルス感染対策に加え、岸田首相が掲げる「成長と分配の好循環」の実現に向けた費用を多く盛り込んだ。歳入のうち、税収は過去最高を見込むが、3分の1は新たな国債(国の借金)の発行で賄う財政の構造はほぼ変わらない。
一般会計の総額は10年連続で最大を更新した。100兆円を超えるのは4年連続となる。歳出の3分の1を占める社会保障費が、高齢化などに伴って膨らみ、36兆2735億円で過去最大となった。
「成長」を実現するため、デジタル化や人工知能(AI)、次世代半導体などの研究開発を進める科学技術振興費に過去最大の1兆3788億円を計上した。高速・大容量通信規格「5G」の次世代技術の研究開発には100億円を用意した。
地方のデジタル化を進めて活性化と両立を図る「デジタル田園都市国家構想」の推進では、先進的な取り組みをした自治体への交付金に1000億円を充てる。
公共事業費では、予算を毎年使い切る弊害を解消するため、工事を複数年にわたって進められる枠を約2・1兆円設定した。年度末に工事が集中する事例を回避し、効率化を図る。
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赤字国債の垂れ流しで、未来にツケを残しているだけでしょう。
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