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2021年12月16日木曜日

「余った生乳5000トンはバターにすれば廃棄せずに済むのに」乳業業界の回答とは?

 

「余った生乳5000トンはバターにすれば廃棄せずに済むのに」乳業業界の回答とは?

井出留美食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)
12/16(木) 11:01

あとがき

「バターにすればいい」という声は今回の報道でよく見られた。ただ、酪農家が得る利益は、飲用より加工用の方が安くなるという。安易に「余ったらバターにすればいい」という問題ではないのではないか。

生乳よりはバターの方が飲食可能な期間は長いものの、作ったバターの在庫が長期間はけることがなければ、それらは、いずれ賞味期限が近づいてきて、廃棄の可能性が出てしまう。実際、2020年は、コロナ禍で需要が落ちたため、乳業メーカーにはすでに賞味期限が迫ったバターの在庫があり、それらの廃棄の可能性もありうると考えられる。

賞味期限はおいしさのめやすに過ぎないので、家庭内なら、賞味期限が過ぎても、自己判断で消費することができる。が、日本の食品業界には、賞味期限より前の納品期限や販売期限で処分せざるを得ない、「3分の1ルール」がある。3分の1ルールは、この、おいしさのめやすに過ぎない「賞味期限」を基に設定されている。


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 生乳を廃棄するよりは、バターにした方がよいと思います。バターを冷凍庫で保存していますが、長期間保存できます。






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