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読売新聞社と早稲田大学先端社会科学研究所は、全国世論調査(郵送方式)を共同実施し、衆院選を通じて見えた国民の政治意識を探った。今の政治に「不満である」と答えた人は「やや」を合わせて74%で、同様の質問を始めた2014年以降計6回の調査で最高となった。「満足している」は「ある程度」を合わせて25%だった。
新型コロナウイルスを巡る政府のこれまでの対応を全体として「評価する」は54%で、「評価しない」の45%を上回った。今の政治に「不満」の人は「評価しない」53%が「評価する」45%を逆転した。
一方、強い野党を求める声は根強い。自民党に対抗できる野党が必要だと「思う」は82%に上った。衆院比例選で自民党に投票した人でも75%を占めた。
政権交代がときどき起きた方がよいと「思う」は65%だった。その実現性については冷めた見方が多く、近い将来政権交代が起きると「思わない」は75%を占めた。
衆院選の争点として有権者が重視した問題(複数回答)は、「景気や雇用」65%が最多で、「医療や年金、介護など社会保障」61%、「新型コロナウイルスなど感染症対策」50%などが続いた。
調査は11月1日~12月7日、全国の有権者3000人を対象に実施し、2115人が回答した(回答率71%)。
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自民党に代わって政権を担える野党が必要でしょう。
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