プロ野球・巨人の中田翔が2021年12月7日に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3億4000万円から1億9000万減の1億5000万円でサインした(金額はいずれも推定)。各紙が報じている。 1億以上の減額制限は40%だが、大幅に上回る56%の大減俸。日ハムと巨人時代を合わせての成績は、73試合出場で打率.177、7本塁打、20打点。全く振るわなかったため致し方ないだろう。 ■不祥事で巨人移籍も期待に応えられず 日本ハムで開幕から調子が上がらずファーム降格も経験。グラウンド上の結果は真剣勝負のうえでのことだ。3度打点王を獲得するなど実績がある選手だけに、後半戦は「巻き返してくれるだろう」と多くのファンは期待していた。 だが、後輩選手への暴力事件が発覚し、8月11日に1・2軍戦の試合無期限出場停止処分が下された。この一件で中田への信頼は失墜した。そして、さらに衝撃的なニュースが、同月20日に発表された巨人へのトレード移籍だ。 しかも、2軍での調整を経ず1軍で即起用。「日本ハムで無期限停止処分を受けた選手がなぜ巨人で試合に出場できるのか」と批判の声が殺到した。中田の耳にも入っていただろう。大きな背中は小さくなっていたように感じ、表情からは自信が失われていた。 スイングにもキレがなく、クリーンアップを担うどころか1軍と2軍を往復して期待に応えられなかった。
「復活はいばらの道です」
「ウィーラー、中島宏之と比べて一塁の守備力は中田が抜きん出て巧いですが、打ってナンボのポジションなので今年のような状況だったらファーム暮らしでしょう。新外国人も補強するでしょうし、復活はいばらの道です」(スポーツ紙記者) ネット上では「恵まれてるなぁ。『大減俸』とは言うけど、あの不祥事+不振を踏まえた上で1.5億は破格すぎる待遇」、「1億以上払う価値がある選手に思えない。来年ダメだったら0円提示になるでしょう」など辛らつな声が多い。
中田はどん底からはい上がることができるだろうか。(中町顕吾)
*************************************************************
復活できれば、巨人にとって安い年俸でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿