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ブリンケン米国務長官は3日、米CNNの番組で、ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ（キエフ）近郊のブチャなどで多くの民間人が殺害されたとみられることについて「はらわたを殴られたような衝撃だ」と述べた。そのうえで、国際機関に情報を提供し「ロシア軍の責任を追及する」と強調した。 ブリンケン氏は、露軍の残虐行為について「我々が無感覚になって、これを常態化させてはならない」と語った。ウクライナへの攻撃が続く限り「残虐行為が日々、行われているのが現実だ」とも指摘した。 また、露軍のキーウ周辺や北部からの撤退に関しては「露軍が部隊を再編成し、補給を終え、再びキーウに戻ってくる可能性がある」と述べ、引き続き警戒が必要との認識を示した。 一方、国務省は3日、ブリンケン氏が5～7日の日程でブリュッセルを訪問すると発表した。現地で開催される北大西洋条約機構（NATO）外相会合や、主要7カ国（G7）閣僚会合に出席する。ウクライナへの軍事支援やロシアへの追加制裁などについて協議する見通しだ。【ワシントン鈴木一生】
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ロシアの残虐行為を記憶して、対ロシア政策に臨むべきでしょう。
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