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2016年2月14日日曜日

ドイツ・ミュンヘンでの安全保障会議で日中が非難の応酬

 ドイツ・ミュンヘンで開かれている国際会議で、日本が中国の海洋進出を質したのに対し、傅瑩外事委員会主任は歴史問題を持ち出し、日本批判を展開しました。

 ミュンヘンで開かれている安全保障会議。パネルディスカッションに出席していた傅瑩外事委員会主任に対し、会場にいた日本の黄川田外務政務官が、南シナ海で海洋進出を続ける中国の姿勢を質すと傅氏は歴史問題を持ち出し、日本批判を展開しました。

 「日本は戦後70年がたっても、過去の歴史を受け入れようとしない。安倍政権は釣魚島(尖閣諸島)の 領有権について、協議しようとする努力すらしない」(中国 傅瑩外事委員会主任)

 これに黄川田政務官がすかさず反論、日中の非難の応酬となりました。

 「尖閣諸島は日本固有の領土です」(黄川田仁志 外務政務官)

 「釣魚島は中国固有の領土で、日本に盗まれたのです」(中国 傅瑩外事委員会主任)

 この後、司会者が話題を変えこれ以上の応酬はありませんでしたが、会場に冷ややかな空気が流れる中、日中関係を象徴する場となりました。
(TBSニュース)

 日中関係を象徴はおもしろい。

 中国の海洋進出・尖閣諸島の懸案事項抜きに、関係改善はないのだろう。

 中国人観光客は神様だけど。

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