先頭の西浦を142キロの直球で中飛、田中浩を140キロの直球で右飛に仕留めて立ち上がりは上々だった。しかし、坂口に左翼線を破られる二塁打を許すと、ナニータがクッションボールの処理を誤って二死三塁のピンチを背負った。
ここでバレンティンにフルカウントから投じた143キロの真っすぐが真ん中高めに入ると、完璧にとらえられ、左翼席中段まで運ばれた。続く雄平を中飛に抑え、予定通り1イニングでマウンドを降りた。
「すごい声援で緊張したけど、自分らしい投球はできたと思う。どんどん攻められたのですごく良かったかなと思う」とホロ苦の本拠地デビューにも前を向いた。
バレンティンの一発について「あれだけ飛ばされたことは初めてです。攻めた結果、真ん中に甘く入ってホームランを打たれてしまったので、それが反省。1球の重みというか、プロの厳しさというのも痛感しました。次回はゼロで抑えられるように頑張りたいと思います」と気を引き締めた。
前日(5日)の山本昌氏の引退試合を見て「50歳を過ぎてもあんな真っすぐを投げられるので、僕も50過ぎても野球をやりたいなと思いましたし、あれだけの球を投げるには練習しないといけないので、若いうちにどんどん攻めていければいいかなと思います」とレジェンド左腕を目標に見据えた。
(東スポWeb)
これからが楽しみだろう。
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