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渡米してもメジャー契約は困難、マイナー契約なら…
国内の独立リーグなら、話題づくりの一環で手を挙げる球団があるかもしれないが、ある米球界関係者は「裸一貫、米マイナーや独立リーグの厳しい環境に身を置き、再起を図るのも手。日ハムはレンジャーズと業務提携するなど米球界とパイプがあり、道筋くらいはつくってくれるのではないか」と、こう続ける。 「米国と日本とでは、今回の中田の一件の捉え方が違う。米国はDVや薬物(主にドーピング)といった犯罪、不正行為や人種差別には厳罰が科され、19年にはヤンキースで18勝を挙げたヘルマンがDVにより81試合の出場停止処分を受けています。中田は相手にケガを負わせているようですが、米国はアジア諸国とは違い、先輩後輩の概念はなく、犯罪が絡んでいなければ『友達同士のケンカ』という受け止め方をする球団もある」 この関係者によれば、むしろレッドソックスの澤村や、前ブルージェイズの山口(巨人)のように、酒に酔っての暴行、器物破損の方が問題児扱いされるという。 「米国は酒に対する規制が厳しい。16歳で車に乗れ、18歳で銃を所持できますが、飲酒は21歳からで、公共の場での飲酒を禁じる州もあります。酔余の暴行はもってのほか。メジャー球団の中には、澤村や山口の『前歴』を嫌った球団もあるようですが、それでも契約してくれる球団がある。中田は今年32歳を迎え、今季は腰痛などもあり、打率.193、4本塁打、13打点と成績もサッパリ。メジャー契約は難しいにせよ、日ハム関係者やエージェントがプッシュすれば、招待選手としてスプリングトレーニングに参加できるし、マイナー契約は結べるかもしれない。米国の独立リーグはさらにハードルが低くなります」(前出の関係者) かつて、不祥事で日本を追われた選手が、米マイナーで活路を見いだそうと努力する姿勢を買われて、プロ野球界に復帰したケースもあるにはある。中田のセカンドチャンスは、海の向こうにあるのかもしれない。
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メジャー挑戦でしょうか。その後、日本球界復帰。
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