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2016年3月12日土曜日

ゲス女医・脇坂英理子容疑者の乱行語録 厚化粧で隠していた衝撃の素顔と悪行

 暴力団組長らによる診療報酬不正受給事件にからみ、詐欺の疑いで逮捕された医師でタレントの脇坂英理子容疑者(37)。バラエティー番組でホスト遊びを公言するなど「女医」とは思えぬ破天荒キャラが話題となっていたが、その裏で詐欺行為に手を染めていたとみられる。厚化粧で隠していた素顔同様、その悪行も白日の下にさらされようとしている。

 逮捕容疑は共犯者とともに2012年11月~14年9月、経営していた千葉県船橋市の美容クリニック「Ricoクリニック」などで、患者を何度も診察したように装い、診療報酬約155万円を詐取した疑い。

 本人のブログやクリニックのホームページなどによると、脇坂容疑者は東京女子医科大学医学部を卒業後、03年に医師免許を取得。同大病院麻酔科に入局し、12年に独立、クリニックを開業したという。

 その一方、3年ほど前からはタレントとしても活動を始めている。ドぎついメークに金髪姿でバラエティー番組に登場し、「週に2回はホストクラブに通い、一晩に900万円を使った」「年収5000万円超なのに貯金はゼロ」などと放言。さらに「私、ビッチなんですよ!」とし、Fカップのバストを武器に600人以上の男性と寝たとぶっちゃけるなど「ゲスキャラ」でプチブレークしていた。

 実際、14年11月にはホストをめぐって脇坂容疑者とトラブルになった女が、インターネットの掲示板サイトで脇坂容疑者を名指しし、「自殺しなければあなた殺されるみたいだよ」などと書き込み、脅迫容疑で逮捕される事件も起きている。

 女医らしからぬ私生活は単なるキャラ設定ではなかった。本人が一部メディアに語ったところでは、31歳で離婚を経験し、ホストクラブ漬けに。「貯金ゼロ」も事実だったようだ。

 関係者によると、医療機器のリース代も払えないほど金に困っていたという脇坂容疑者。そんな折、ともに逮捕された会社役員、早川和男容疑者(39)=詐欺罪で公判中=から不正受給の方法を指南されたとみられる。

 場所を東京都目黒区に移して営業していたクリニックは14年に入ると休業状態になり、昨年5月末日、ホームページで「諸般の事情」により閉院を表明。患者から返金を求められるトラブルも発生していた。

 「病院再開のため、5000万~6000万円を貸してほしい」

 関係者らによると、脇坂容疑者は周囲にそう無心していたという。

 知人男性には「8000万円を得て、半分を仲介人に渡した」と不正受給していることを明かしている。とがめられると「私は悪くない」と逆ギレしたというから、たちが悪い。

 金に窮しながらも、放送関係者にはこううそぶいていた。

 「『使った金は、いずれ何十倍にもなって返ってくる』と豪語していた。そんな話をしている時点で、まともな金銭感覚ではない。どこからお金を生み出すのか、誰もが疑問に思っていた」

 芸能プロダクション関係者は「昨年からは、詐欺で内偵が進められているという噂が立ったかと思うと、マネジメントしていた事務所も離れるし、どの番組も使わなくなった。逮捕のXデーがいつか、などとささやかれていた」と振り返る。

 逮捕前日の8日まで平然とブログを更新し続けていた脇坂容疑者。罪の重さを自覚する日はくるのだろうか。
(夕刊フジ)

 逮捕よりも、化粧で、こんなに変わるのが驚きでおもしろい。

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