大谷は今季、ここまで投手として19試合に登板し、8勝4敗、防御率2・12の好成績を残す一方で、主にDHとして出場している打撃成績でも97試合で打率3割1分8厘、22本塁打、65打点をマークしている。
従来の規定でも、ダブル受賞すること自体は可能だったが、投票はベストナインかベストDHのいずれかに限られていたため、その可能性自体は極めて低かった。
なお、野手の複数ポジションに同一選手を投票することや、野手のポジションとベストDHに同一選手を投票することは、従来どおり認められない。
規定の変更点は以下の通り。
<1>ベストナインについて
▼旧「2つのポジションにおいて同じ選手を重複記入した場合、一つのポジションでも未記入の場合、さらに今年度シーズン中に守っていないポジションに記入した場合、『該当者なし』と記入した場合、ベストナインの投票は無効となります」
▼新「野手のポジションにおいて同じ選手を重複記入した場合、一つのポジションでも未記入の場合、さらに今年度シーズン中に守っていないポジションに記入した場合、『該当者なし』と記入した場合、ベストナインの投票は無効となります。投手と野手の重複記入は認めます」
<2>ベストDHについて
▼旧「ベストDHは、ベストナインに記入した選手以外から選んでください。ベストナインとベストDHに重複記入した場合、DHが未記入の場合、さらに今年度シーズン中にDHとして出場したことがない選手を記入した場合、ベストナイン、ベストDHいずれの投票も無効となります。開票の結果、ベストナインとベストDHの両方に選ばれることはあります」
▼新「ベストDHは、ベストナインで野手のポジションに記入した選手以外から選んでください。ベストナインの野手とベストDHに重複記入した場合、DHが未記入の場合、さらに今年度シーズン中にDHとして出場したことがない選手を記入した場合、ベストナイン、ベストDHいずれの投票も無効となります。投手とベストDHの重複投票は認めます。開票の結果、ベストナインとベストDHの両方に選ばれることはあります」
(スポーツ報知)
大谷を表彰するために、規定が変わるということだろう。
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