チームを支えた功労者に最高の花道を作る。シーズン残り2戦で迎えた28日の西武戦(西武プリ)で勝利を収め、チームは最大11・5ゲーム差をはね返してリーグ優勝をつかんだ。そのため、シーズン最終戦の先発マウンドには今季限りで現役引退する武田勝が立つことが決定。さらに、栗山監督は「主力にも出てもらう。勝の(引退試合の)時に守りたいという選手が多かった」と、盛大に送り出す考えを示した。
2番手で登板予定の増井は2ケタ10勝がかかったマウンドになるが「先発だけの数字ではないのでどうでもいいです。勝さんと(継投の)リレーがしたい」と、入団からお世話になった先輩とともに戦う最後の試合に向けて、意気込みを明かした。また、2005年ドラフトで同期入団の陽岱鋼も「勝さんの最後の登板になるので、後ろから見たい」と、スタメン出場を直訴した。
23日に現役引退を表明した武田勝は、その日の試合前の円陣にスーツ姿で参加し、「俺のために優勝しろ」と紙に書き、チームを鼓舞。その後も紙はベンチに貼られ、チームのモチベーションにもなっていた。左腕も「最後は笑顔で送り出してほしい。全力で120キロ出したい」と意気込む。最高の舞台で最後の雄姿を届ける。
(スポーツ報知)
2・3イニングだろうか。
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