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2016年9月22日木曜日

MotoGP:ロッシ、後半戦の成績に満足もマルケスとの差は「とてつもなく大きい」

 バレンティーノ・ロッシは、後半戦に入ってからランキングトップのマルク・マルケスよりも上位でレースを終えているにもかかわらず、トップとの差は「とてつもなく大きい」と語っている。

 ロッシとマルケスのポイント差は、8月に行われたオーストリアGP前には59ポイント。ロッシはここから4レース続けてマルケスより上の順位でフィニッシュし、チェコGPから3戦連続で表彰台に登っている。

 しかし、マルケスもポイントを大幅に落とすことなく、安定したパフォーマンスを見せ、今シーズン残り5戦となった今もポイントランキングトップを維持。ランキング2位のロッシに43ポイントの差をきずいている。

 ロッシは、「マルケスは遠い先にいる」と言及するも、ここ最近の成績には満足をしているようだ。

「43ポイント差と残り5戦を考えると、まだまだ差は大きい。とてつもないギャップだね。いつも言うようにマルケスはとても優れたレーサーであり、彼に勝つということは、素晴らしいレースができたという証明でもあるんだ」とロッシ。

「シーズン後半の自分の出来には満足している。残念ながら勝ててはいないけれど、オーストリアGPの時には4位だったにもかかわらず、3回連続の表彰台獲得で現在は2位の位置付けている。多くのポイントを得て、トップに近付くことができた。最後までこの調子を維持していきたい」

■ロッシが見たホンダの進捗状況
 サンマリノGPではペドロサに優勝を阻まれたロッシだが、ホンダが見せる進歩については以下のように語っている。

「ヤマハが得意とするコーナーでの加速にホンダは懸命に力を入れているね。彼らのバイクは旋回性が良く、コーナー時のブレーキングでは優れたものがある。でも加速に関してはヤマハのほうが少しばかり分がある」

「ホンダはここまで良くやっていると思う。ミサノではバイクが速く、よりスムーズに加速を見せていたからね」
[オートスポーツweb ]

 昔から変わっていないけど、ホンダの最高速・ストレートの速さか、ヤマハの加速・コーナーでの速さの勝負だろう。
 ドゥカティとスズキの台頭は気になるが。

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