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2016年9月13日火曜日

大谷翔平 日本ハム 登板全試合0封宣言 内容より「ゼロ」

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が12日、逆転Vへ残りの登板全試合を無失点に抑え、優勝に貢献する目標を立てた。

 残り15試合を迎え、0・5差の首位。しびれる優勝争いを制すために、投げる試合は1点もやらない覚悟だ。13日・オリックス戦に先発する大谷は「全試合ゼロで抑えることが一番大事。内容はそのあと。優勝すればなんでもいい。そのためにしっかり頑張りたい」と力を込めた。

 投手として上り調子だからこそ自信を深める。7月10日に右手中指にマメを作ってから投球フォームを崩していたが、先発復帰した7日・ロッテ戦で自己最速タイの163キロを計測。栗山監督は「前に進んだ」と評価し、今後もローテに組み込むプランを立てた。

 13日に先発後は、21日からのソフトバンク2連戦で先発予定。現在8勝で、3年連続10勝も視界に入るが「ゼロで抑えて、五回以上投げ続ければ、勝ちになる」。先発は残り3試合となりそうだが、そのうち2勝して2桁勝利も手にするつもりだ。

 広島の優勝にも刺激を受けた。「カープは余裕をもって優勝したけど、うちは接戦を勝って優勝できればいい」。最後までもつれる展開も負けるつもりはない。その剛球で相手打線をねじ伏せる。
(デイリースポーツ)

 しびれる投球が見たい。

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