日本ハムに試練が訪れた。守護神のクリス・マーティン投手(30)が6日、札幌市内の病院で「左足関節内反捻挫」と診断され、出場選手登録を抹消された。復帰まで約4週間の見通し。レギュラーシーズン中の復帰は厳しくなった。
マーティンは引き分けで自力Vが復活した4日のオリックス戦(ほっと神戸)での登板後、ベンチ内の段差で痛めた。来日1年目の今季は中継ぎスタートだったが、増井の不振により6月中旬からクローザーに転向。7月1日のソフトバンク戦(ヤフオクD)から21試合連続無失点など、52試合で2勝0敗21セーブ、防御率1・07と活躍していた。
この日のロッテ戦(旭川)が雨天中止となり、札幌市内の屋内練習場での練習に参加した栗山監督は「今いるメンバーでベストを尽くすだけ。これをどうプラスに変えるか」と話したが、絶対的守護神の離脱はチームにとって大きな痛手だ。
代役守護神はこの日1軍に合流した12年リーグMVP・吉川が務める。吉井投手コーチらが見守る中でブルペン投球した左腕は「言われたところでやるしかない。ストライクゾーンに強い球を投げられれば」と意気込んだ。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)
短いイニングなら何とか抑えられるか。
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