第97回全国高校野球選手権大会準決勝第2試合(19日、東海大相模-関東第一、甲子園)投手力で東海大相模(神奈川)に分がある。防御率1・29のエース左腕小笠原は最速151キロの超高校級。準々決勝は5回1/3を無失点の好リリーフで勝利を呼び込んだ。初戦で九回途中1失点の先発の吉田、速球派の2年生北村もおり、大崩れはしないだろう。打線では5番・磯網が12打数9安打と絶好調。準々決勝でサヨナラ打を放った3番・杉崎も勝負強い。
関東第一(東東京)のキーマンは3回戦でサヨナラ弾、準々決勝は先制弾の長嶋で、打率は4割5分を超える。前を打つ4番・五十嵐にも当たりが出始めた。準々決勝で決勝2ランを放ち勢いに乗る1番オコエが足でかき回せば勝機が広がる。先発の阿部、田辺、金子らの継投でしのぎ、ロースコアに持ち込むのが不可欠になる。
東海大相模は背番号10の左腕・吉田、関東第一は背番号10の左腕・阿部が先発。
関東第一は一回、1番・オコエはカウント2-2から、ワンバウンドの球を空振り三振。二死から四球で出塁したが、盗塁失敗で3人で終わる。
東海大相模は一回から阿部に襲いかかる。1番・千野が初球を左前に運び出塁すると、2番・宮地の左翼線二塁打で先制。3番・杉崎は右翼線適時二塁打、さらに4番・豊田の左越え2点本塁打で4点目。阿部は一死も取れずにノックアウトされた。
(サンケイスポーツ)
途中だけど、東海大相模は強い。
関東一は届かないかもしれない。
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