気温16度、路面温度18度のウェットコンディションの中、ウォームアップ走行で今季4度目の1番時計を刻んだ4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2ラップ目にトップに飛び出すと、降り続いた雨の中で高い集中力を維持。
18番グリッドのダニロ・ペトルッチは、1ラップ目に9番手、4ラップ目に5番手、8ラップ目に3番手、14ラップ目に2番手に浮上。トップから3.010秒差でチェッカーを受け、キャリア62戦目で初の表彰台、自己最高位を獲得すれば、12番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、3位に入って7戦振り今季5度目の表彰台を獲得。イタリア勢が次戦のホームレースを前に、開幕戦カタールGP以来今季2度目の表彰台を独占した。
2番グリッドのホルヘ・ロレンソは4位。3番グリッドのダニ・ペドロサ、7番グリッドのスコット・レディング、6番グリッドのブラドリー・スミス、9番グリッドのアンドレア・イアンノーネ、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、20番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。
21番グリッドのニッキー・ヘイデンは、今季初めてオープンオプションの最高位となる12位に進出。
ポールポジションのマルク・マルケスは、2番手走行中のラスト8ラップに今季10度目の転倒、今季4度目の転倒リタイヤ。
8番グリッドのカル・クラッチローと16番グリッドのジャック・ミラーは接触転倒。5番グリッドのポル・エスパルガロ、11番グリッドのヨニー・エルナンデェス、14番グリッドのステファン・ブラドルも転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、ランク2位のロッシがランク1位に再浮上し、ランク2位に後退したロレンソに12ポイント差、ランク3位のマルケスに77ポイント差にアドバンテージを広げた。
次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで11日に開幕、13日に決勝レースが行われる。
(F1-Gate.com)
シルバーストーンを苦手にしているロッシが、雨で優勝できたのは、おもしろい。
2位のベトルッチの追い上げも楽しかった。
追突を恐れて、ロッシはペースを上げて逃げたのだろう。
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