仙台育英(宮城)がエース・佐藤世那投手(3年)が清宮幸太郎内野手(1年)を擁する早実(西東京)打線を6安打で完封し、チームの26年ぶりとなる決勝進出に貢献した。
佐藤世は140キロ前後の直球に、得意のフォークを織り交ぜ早実打線に連打を許さなかった。最大のピンチは三回、2本の内野安打と四球で2死満塁としたが、4番・加藤の打席で好けん制球で二塁走者をアウトにし、得点を与えなかった。
強打が売りの早実に対しては佐藤世自身も「点数は取られるかなと思っていた」と語る“予想外”の快投となった。清宮との対戦については、「フォークが頭にあったと思うので、自分としては遅いカウントで勝負しようかと思ったんですけど、早いカウントから打ってきてくれて助かりました」と振り返った。清宮は3打数1安打で打点はなかった。
試合の流れを大きく引き寄せた三回のけん制球については、「あれはめったに使わない。一発けん制というか」と秘密兵器だったことを明かした。
(デイリースポーツ)
3回のけん制死で、試合の流れが変わった。
0 件のコメント:
コメントを投稿