早実(西東京)は仙台育英に敗れ、注目のスラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)の最初の夏が終わった。この試合は3打数1安打。唯一の安打も二塁へのぼてぼての当たりによる内野安打で、仙台育英(宮城)が擁する今大会屈指の好投手・佐藤世那(4年)に自分の打撃をさせてもらえなかった。打点がなかったのも今大会初だった。
今大会の清宮の通算打撃成績は19打数9安打8打点2本塁打で、打率は・474。1年生での1大会2本塁打は桑田真澄(PL学園)以来32年ぶりだった。
初回の第1打席は1死一塁で二塁への併殺打に倒れていた。三回の第2打席は二塁への内野安打だった。六回の第3打席は四球だった。八回の第4打席は右方向への高いフライとなり、二塁手が下がって捕球した。
仙台育英の佐藤世は6安打完封でチームを決勝に導いた。
【清宮の甲子園での打撃成績】※打撃結果の後ろの数字は打点
1回戦 今治西 一飛、死球、中飛、右安(1)、二ゴロ 4打数1安打1打点
2回戦 広島新庄 空三振、右安(1)、左安、死球、投直 4打数2安打1打点
3回戦 東海大甲府 死球、右本塁打(2)、一ゴロ、右二塁打(3)、右二塁打 4打数3安打5打点
準々決勝 九州国際大付 投ゴロ、右本塁打(1)、三失、中二塁打 4打数2安打1打点
準決勝 仙台育英 二併殺打、二内安、四球、二飛
【合計】19打数9安打8打点
(デイリースポーツ)
早実は、3回満塁のチャンスで、牽制死が明暗を分けた。
0 件のコメント:
コメントを投稿