早実１００年前と同じ４強敗退 監督感慨「ここまでで勘弁してもらう」

「全国高校野球・準決勝、仙台育英７－０早実」（１９日、甲子園）

　早実（西東京）は仙台育英（宮城）の佐藤世那投手（３年）に６安打完封負け。優勝した０６年以来の決勝進出はならなかった。

　高校野球１００周年の節目の夏。早実は第１回大会に出場しており、その際も４強敗退という成績だった。

　和泉実監督は「第１回大会に出たからこそ、東京大会から出ることが使命だとプレッシャーをかけてきた。生徒たちがベスト４に行き、先輩と肩を並べた。先輩を超えたいと思ったけど、１００年分、ここまでで勘弁してもらう。１００年後の生徒も頑張ったという報告はできたのかと思う」と、感慨深げに話した。

（デイリースポーツ）

　100周年で、97回大会はおもしろい。