ページビューの合計

2016年2月7日日曜日

清原容疑者“薬物ルーティン”北関東→都内ホテル…常習裏付け

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)に、北関東で覚せい剤を入手し、東京都内にあるホテルに入るという“ルーティン”があったことが6日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は、昨年夏ごろから常習的に覚せい剤を使用していた疑いが強いとみて、使い始めた時期や入手経路を調べている。

 自宅のある都心から約100キロ離れた群馬県や栃木県に車で向かった後、都内のホテルに入るという一連の行動を清原容疑者は繰り返していた。捜査関係者は「月に2、3回は足を運び、北関東で場所を変えて密売人から覚せい剤を購入していたようだ」としている。

 警視庁は昨年夏以降、清原容疑者の立ち回り先だった特定のホテルや自宅の遺留物から、覚せい剤成分を5回前後、検出していた。捜査関係者は、清原容疑者の“ルーティン”を覚せい剤入手の発覚を免れるための手段だったとみて、入手経路などを調べている。

 清原容疑者は逮捕前日の今月1日にも、自分の高級外車で群馬県方面に行った後、密売人から覚せい剤を購入したとみられている。密売人とみられる人物も同日、清原容疑者とは別の車で都内から群馬県方面に向かったことも判明した。警視庁は2人が接触したとみているが、清原容疑者は入手経路を明かしていない。

 捜査関係者によると群馬県 は、清原容疑者とかつて親 交があり、プロスポーツ界に広い人脈を持つといわれる元会社社長が、違法薬物とつながるルートを持つとされる場所だという。

 都内に戻った清原容疑者は高級ホテルに宿泊し、翌2日に帰宅した。午後8時ごろ、家宅捜索が入り、覚せい剤所持容疑で現行犯逮捕された。左手に注射器とストロー1本ずつを持っているという決定的瞬間で、テーブルには使いかけとみられる袋入りの覚せい剤があった。

 逮捕後に採取された尿からは、覚せい剤の陽性反応が出た。自宅から押収した覚せい剤は、袋の重さを除くと約0・047グラムだった。一般的に1回分使用量は0・03グラムとされている。使用について「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりした」と話している。同庁は使用容疑で再逮捕する方針だ。

 清原容疑者はこれまで群馬、栃木両県で密売人と接触し、覚せい剤を購入していたとみられるが、入手経路については「まだ言いたくありません」と説明を拒んでいる。警視庁は少なくとも昨年夏ごろから常習的に使用していた可能性が高いとみて使い始めた時期や入手経路を調べている。
(スポニチアネックス)

 年間検挙者約1万人の1人で、これだけ報道されるのはかわいそうだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿