悠然とダイヤモンドを回った。日本ハム・大谷は1点リードの6回2死一塁、内角低めのシュートに瞬時に対応。バックスクリーンまで運んだ。22号2ランで追加点を奪い「反応で(腕を)たたんでうまく打てた。昨日(9日)も内角を打っていたので『ないかな』と思っていた。読みが当たることの方が難しい。外れた時にしっかり打てている」。安楽の変化球を右中間へ運んだ3回の21号2ランと合わせ、8月6日以来、今季2度目の1試合2発で“堅首”に貢献した。
一般的に左打者が内角球を本塁打にする場合、引っ張って右翼方向が圧倒的に多い。しかし、大谷はセンターにも飛距離が出せる。城石打撃コーチが「腕をたたんでバックスクリーンは初めて見た」と驚くほどの一撃。大谷は「内角はもともと嫌いではないし、厳しい球が多いので練習になっている。厳しい球はさばいていれば甘い球もくる。基本的には甘い球を打てれば」と冷静に経験を生かしている。
前回首位に立った8月25日は1日で陥落したが、今回はキープに成功した。「初回、チャンスで三振して火がついたと思っている。必ず生かしてくれると思っていた」と栗山監督。11日にもマジック13が点灯する。(岸 慎也)
(スポーツ報知)
日本ハムが、残り8勝8敗で、勝率0.587。
ソフトバンク、残り10勝5敗で、同率。
ほぼ日本ハムの優勝だろう。
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