元プロ野球選手の清原和博氏(54)が8日、自身のユーチューブチャンネル「清ちゃんスポーツ」を更新。お笑いタレントの松村邦洋(54)と対談し、96年オフのFA宣言について語った。
清原氏は西武に所属していた96年のオフにFA宣言。巨人と阪神が獲得に名乗りを上げた。清原氏は「ライオンズで優勝を何回も経験して、秋山さん、伊東さん、東尾さん、石毛さん…。凄い先輩たちの中で自由にやらせてもらって、ふと気づけば自分より若い子ばっかりになってしまった。そこで燃え尽き感というか…」と当時の心境を語る。その上で、「ライオンズに骨を埋めるつもりでしたけど、FA制度ができて、一度っきりの人生、チャレンジしてみたいなという中で巨人か阪神、悩んだんですよね」と振り返った。
清原氏はどちらに移籍するか、相当に悩んだという。阪神については、「(甲子園は)浜風が凄いじゃないですか。僕はセンターからライト方向に打ちますし、タイガースもあの時弱かったですし…」。さらに「あの時、タイガースで一番年俸もらってたのが和田さん、1億円だったと思います。自分が行くことによって、前の年の1.5倍という規約があったので年俸が3億6000万円になってしまう。そうなった時に阪神ファンは許してくれへんかなとか、いろんなことを考えました」と葛藤があったことを明かした。
そして最後に清原氏は衝撃の事実を激白する。“金で巨人に行くのか?”と批判されたが、「お金はタイガースの方が大きかったんです」とキッパリ。「タイガースの条件は10年契約の36億円、それに監督、球団社長、終身雇用、そこまで付いてましたから」と口にすると、松村も「そうだったんですか!? 今初めて聞きましたよ」と目を丸くする。さらに清原氏が「ジャイアンツは2年契約の5億円だったんです。時効だから言えますけど」と暴露すると、松村氏は両チームの条件の格差に驚きを隠せない表情だった。
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結果的に阪神がよかったかもしれない。
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