わずか1球、されど1球。この日の日本ハムの大谷は、1球に泣いた。7回に田中のタイムリーで1―0とリードした直後、1死二塁でメヒアへのフォークボールが高めに抜けた。「落ちきらなかった。きょうの調子を象徴している」ボールは左翼席上段まで運ばれた。
序盤から岸との息詰まる投げ合いが続いた。特に7月24日の西武戦で2被弾を喫した中村には、1回の第1打席は四球を与えたものの、4回にはストレートで空振り三振。6回にも直球主体で攻め空振り三振を奪う力の勝負を展開と、仕事をさせなかった。
MAX159キロを記録した直球は「真っすぐで押し切れたのは良かった」と語ったが、変化球は「全部抜けていて怖さがあった。投球になっていなかった」と最後まで苦しみ、自己最多の12勝を前に2度目の足踏みとなり、今季初の2連敗を喫した。
チームの西武戦での連勝も7で止まり、栗山監督は「勝負は1球で変わってしまう。ただの1敗じゃない1敗」と手痛い黒星を悔やんだ。
(スポニチアネックス)
エース対決の妙だろう。
エースが好投もチャンスに打てない打線では勝てない。
今日も菊池を打てなければ負けてしまう。
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